PTAがなくならない理由を役員経験者が考察してみた!

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PTAがなくならない本当の理由

PTAに当たる確率がある人は、PTAなんかなくなってしまえ!と思ったことがあるのじゃないでしょうか。

わたしもPTAをやる前は古臭いし「いらない」から存在消えろ!と切実に願ってました。しかしながらPTA役員をしかたなくやってみて気づいたのですね。

いらないと思っていても、PTAがなくならない納得の理由があったことを。今回はブログにPTAの闇、PTAがなくならない理由を考察してみました。

考察と言っても限りなく”黒”なんじゃないかなと思ってます。なぜなくならないのか、理由が知りたい人必見です。

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PTAはいらない!でもなくならない理由

みなさまのPTAの任期は1年でしょうか。それとも2年?

なってしまったら生活自体に侵食してきて、リズムがくずれてくるのはもちろん。イヤ~なこともあるかもしれませんね。

イヤな体験をしてきたこの記事を読んでるあなたとなら、PTAのことについて”3時間”は語れる自信がありますよ。まぁ、それはさておき。

そんな昔ながらのPTAなんか消え去れ!

と思うのは、なった人もこれからなる人も、心の中ではみんな思っていることでしょう。

なのになくならない絶対的な、納得の理由があるのです。

それはきっと、やりとげた人にしかわからないPTAの”闇”の部分ですね。

みんなハッキリ口に出して言わないので、本心はわからないだろうけど。あえてわたしが言うならば、これこそがPTAのなくなくならない理由なんじゃないかと思うのです。

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PTAは、なぜなくならないのか?

理由は「未来の誰かのために自分の力を使いたくない」これしかありません。

自分たちの任期のうちに「PTAをなくす努力」をしても、すでに役員をうけもっている自分たちには何の利益もありませんね。

言葉にあらわせなくても心の奥底にある…おそらくPTAの。だからPTAをやってない人には、意地でPTAをやってもらう雰囲気があるのも納得でしょう。

PTAをやったことのある人も、親しい人にしかこの気持ちは見せないかもしれません。その闇の気持ちを、細かく分類してみました。

なくせる権利があるのは

PTAをなくせる権利や力をもっているのは、現PTA役員だけなのです。「なくしましょう」と会議の議題にあげるのが1番初めにやること。

しかしなくした後に喜ぶのは、誰だと思いますか?

まだPTAをやったことのない「保護者」でしょうね。

自分は苦労してPTAをやりとげようとしている、なのにまだ何も知らない苦労していない人がPTAをやらなくていいなんて…そんな都合のいいことはない!

だから何も関係ない人に、自分の時間と労力を使いたくない(めんどくさい)そう思うので何もしないのです。

自分の任期さえ、何事もなく過ぎ去ればそれでいいのですよ。だいたい心の中はそう、ボランティア精神のかたまりみたいな人は、そうそういません。

これこそが、PTAがなくならない理由の根っこの部分だと感じました。

新しいことをしない

表向きは笑顔でがんばっていても役員の心中は、無事何事もなく任期がすぎ去ってくれることを願ってるのですね。

しかたなくなった役員みんな、仕事が増える「余計なことはしたくない」と思っていました(だから今までのレールを外れることはしない)

なぜならめんどくさいから。ゼロから生み出すのは苦労します。負担も増えます。

冷静に考えて、あきらかに子供にとって良い案の場合でも、負担が軽くなる場合でも頑なに拒んだり(そんな経験がありました)

こんな人がいると少しでも良くしようと思ってた自分がバカらしくなって、意見を言うのはイヤになりますよね。かなりの確率で我が強い人、頭カチカチ人間は潜んでいます←しかも見かけイイ人そうだったり。

なので、いらないと強く思っていても・・・それは自分が得しないので現PTAはやらないのです。

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もしなくすとしてPTA役員がやらなきゃいけないこととは?

もしPTAをなくしたいときに、どうすればよいかを経験をもとに考察してみました。

多大な労力がかかることは、上の話しで予想できたでしょう。

しかし具体的どんなことをやれば「なくなる可能性」があるのか、任期をこなした人じゃないとわからないので想像して書いてみました。

署名

PTAをなくしたい人が先導して、署名を集めなければなりません。

広い地域の家で、PTAに実際にかかわる子供の自宅を探し出し…1件1件まわって説明をして署名をもらいます。

きっとみんな応援はしてはくれるけど、手伝ってはくれないでしょう。

家で家事、仕事もこなし夜に、休日に、少しずつ回る。時間も気も使うことになりますね。

会議

現役員も何人もいるし、かかわる小学校の保護者全員の意見を聞かなければならないでしょう。

場所と時間を準備するだけでも、大変ですね。会議の回数も増えるだろうし。

役員だけ・保護者も入れて・校長や教頭と…このために何回の会議をこなさなければいけないのか。ゾッとします。

交渉

小学校のPTAは所詮、県PTA理事会のおひざもとです。

もちろんいらないのであれば、署名をもって上層部の許可をもらいにいかなければダメでしょう。

誰が行くのでしょうね…そんなやる気のある人、いるのでしょうか。そんなやる気マンマンの会長なんて、いるのでしょうか。

多数いる役員の中でも、意見の一致する人がいないと議題にもあがらない。

やはりどの道、とんでもない労力がかかるのはみんなやりたくないのですよ。

なくなった後の仕事は?

PTAなんて存在自体、意味が分からない!とわたしも思っていました。しかし嫌々ながらもやってみたあとは、小学校と深くかかわってるんだと理解もできたのです。

運動会・草抜き・登下校の安全、他にもいろいろ…。子供が快適に小学校に通うために、先生の負担を軽くするためにPTAは必要なんだろうなと今は思っています。

それがなくなった後は?どうなるかも考えなくてはいけませんね。外部に委託するのか、どうしてもPTAをなくしたい場合は、PTAを廃止した学校に電話して聞いてみるのが一番いいでしょう。

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【まとめ】やっぱり!PTAはなくならない理由があった

  • 会議をするのが大変
  • 署名をもらうのも大変
  • 上の許可がないとなくせない

想像しただけで何日もかかるのがわかります。

しかも今までやったことない、新しい何かをはじめるのは、多大な労力がいります。だから毎年同じようなマニュアルしかこなさないのですね。

そう、前年度の仕事をなぞるだけ。

その上日々のイベントの仕事やらで、てんてこまいなのに「その他の仕事」なんてやりたくないにきまっています。

なのでコロナ時期になれた人は、本当にラッキーでしょう。バザーがなくてよかった、という人もいました。バザーはもうこのままやらないかもしれませんね…

仕事があるのにできるわけない!って怒ってる友人もいました(みんな同じなのにね)

仏様みたいな人ばかりじゃないので、人間だれしも「楽している人間」のために自分は苦労なんかしたくありません。しかたなくなってしまった人なら、なおさら。

ここでいう「楽している人」とは「まだPTA役員をやったことない人」のこと。

わたしも後者(楽している人)でしたが今は前者(楽している人のために苦労したくない人)になりました。

少し辛辣で手厳しい内容になってしまいましたが「PTAをやったことある人」なら”PTAがなくならない理由”がわかったのではないでしょうか。

やったことない人は…余計にPTAなくなれ!って思ったかもしれませんね。

しかしこれからも自分の犠牲をいとわない「仏様のような人」がいないかぎり、PTAはなくならないのですよ。

そんな人、いないわな。悲しいですが、これが事実でした。そしてこれがずっと続いていくのです。

100%子供たちのため、クリーンな気持ちでできたらいいんだけど、考えさえも卑屈になってしまうPTAは闇が多い…本当にもうこりごりです。

PTA旗当番が嫌すぎた話しを、猫ミームで作ってみました。息抜きになるので、ぜひ見てみてくださいね。

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