三重県に住んでから子供のときには経験しなかった、虫や動物いろんなものに会いました。
それは庭やはたまた家の中で。出会った瞬間は衝撃的なサイズに驚くのですが、記念にとった写真を見返してみると…
あぁこんなのもいたなぁ。1人で見つけたなぁ、とか子供とさわったなぁ、とかそのものと一緒に背景も思い出されるのですね。
そんなシリーズから今回は虫、庭で発見した巨大サイズの幼虫を紹介します!
シマトネリコに大きい幼虫を発見
2020/11/16 自宅庭で発見
シマトネリコの横を通ってポストに行くので、やたら最近「緑色の葉」が落ちてるな~なんて思っていたんです。
子供に「棒で木たたいてない?」って聞いてみても「そんなことしない」と言う。
はてどうしたもんかと、よーく観察してみると…落ちた葉っぱのそばに、5mmくらいの黒い何かが落ちていた。
それはゴツゴツした亀のエサみたいな、少し長細い形をしたものだった。
さらによく見てみると「めっちゃ落ちてる!」木の下、そこら中におちているじゃありませんか。
なんじゃこりゃ~~~
んでさらにさらに、怪しいと思い木の枝を確認すると…
「うわっ!!でかっ」
なんとまぁとても大きい幼虫がいるじゃありませんか。初めて見る姿に1人で「なんじゃこりゃ、でかいな~~」って感心したほど。
家からものさしを持ってきてはかったら、約9cmでしたね。
太さも長さもはじめてみる青虫です・・・
クロメンガタスズメという【蛾】の幼虫でした。
あの木の下に落ちていた、黒い何かはこの幼虫のフンだったんだ!図体がでかけりゃ、フンもでかい!
1匹でこれだけの量のフンが?って思って探してみたけど、どうやら1匹しかいませんでした。
よ~く耳を澄まして聞いてみると「シャクシャク」と葉っぱをかじる音がするのです。音もでかい!
こいつが葉っぱを落としていた犯人だった。
11月半ばに巨大な青虫が付いてるとは思いもしなかったので、子供のせいにしてましたよ。
キレイな見かけですが、でもほっとけば被害はすごそうなので・・・さよならしますね。
割りばしで、木からもぎとって(すごい力!)家の外の誰の物でもない木にそっとつけておきました。
クロメンガタスズメとはどんな虫?
2000年くらいには九州の南にしかいない種であったが、地球温暖化の影響でどんどん北上しているとの情報。
国外では中国中南部・台湾・東南アジア・インドなどに分布する熱帯起源の種なのです。
ナス科やトマトにつくみたいですが、わたしが見つけたやつは【シマトネリコ】についていたんですね。
こんな木も食べるんだー、と思って調べてみると…どうやらシマトネリコの原産が【台湾・中国・インド・フィリピン・沖縄】だったのですよ!
へぇ~ちゃんと亜熱帯の植物だったんだ、と1人で感心しましたね。
味や匂いでわかるんでしょうか。発見したのは2020/11/16だったので、もう冬になりかけてますが。
日本最大の蛾
クロメンガタスズメは日本最大ではありませんが…
【ヨナグニサン】という蛾が日本で一番大きい蛾でした。その名の通り、与那国島にいる日本最大の蛾がいます。成虫で18mm~30mmだそうで…
幼虫は13mmにもなるのです。わたしが発見したクロメンガタスズメの幼虫が8.5mmなので、やはりそれよりも大きい。
上には上がいるのですね…。ぜひ30mmの成虫を見てみたいです。
【まとめ】クロメンガタスズメの幼虫はかなり巨大だった
シマトネリコが亜熱帯の植物だったのはわかったんですが、あれからシマトネリコに何らかの幼虫がつくことはなかったですね。
クロメンガタスズメの気まぐれで、卵を産んだのでしょうか。
ネットで情報を見つけたらナスについていたと、よく見かけたので結構いるのかもと思いましたが…どうやら数は少ないみたいです。
これでわたしは不必要に新しい緑の葉っぱが落ちていると、その上に【何かしらいるかもしれない】ということを学びました。
これからは早期発見ができそうです。
他にも庭、はたまた家の中にいた虫や動物たちを、随時紹介していきますね。気になる人は読んでみてください!