
三重県に住んでから子供のときには経験しなかった、虫や動物いろんなものに会いました。
それは庭やはたまた家の中で。出会った瞬間は衝撃的なサイズに驚くのですが、記念にとった写真を見返してみると…
あぁこんなのもいたなぁ。1人で見つけたなぁ、とかすごい恐怖だったなぁ、とかそのものと一緒に背景も思い出されるのですね。
そんなシリーズから今回は虫、庭で発見した巨大サイズのクモを紹介します!
アシダカグモが隠れていた

2010年10月 夕方 家の中で発見
1番上の写真見てくださいよ。
わたし「さぁピアノ弾こっかな♪」なんて、ピアノのところに行ったら…
「ギャーー!!」
恐怖で固まりました…
ファイルの下に、見たこともない虫がいるじゃありませんか。
何ですか、このうっすら見えるシルエット。何でそんなところに隠れるのかね?心臓止まるかと思ったよ。
A4ファイルの半分以上はあるんで、23cmといったところでしょうか。大きすぎる。
今はもうこの土地の虫たちに慣れたものですが、当時は見たことないし、存在もしらなかったので…巨大な何かにただただ恐怖を感じましたね。
帰宅途中の家族に電話して急遽かけつけてもらい【ゴキジェット】でやっつけてもらいました(家の中にそれしかないし、それしか思い浮かばなかったから)
しかもすごい速さに驚き、いかつい風貌にただ悪者と決めつけて退治することに必死だったんです。
わたしの嫌いなGを喰う益虫だったということは、あとで知りました。それでも嫌じゃん!家で一緒に住むの…
それがわたしとアシダカグモの、はじめての出会いです。
(今なら網で捕まえて外に逃がす気持ちになれた)
アシダカグモが天井についていた

2020年7月 朝 家の中で発見
時は過ぎこちらは、学校行く前の子供が発見しました。
(以前のより小ぶり、わたしは不在)
みんなで捕まえようと、虫取り網でがんばったらしいんだけど逃げられたって。わたし、あとで報告受けたんです。
え?じゃあ今も家の中にアシダカグモがいるの?!
って前の退治してしまった経験から…「益虫だしGを喰うスゴイやつだから次は退治しないゾ」って心に決めてたんです。
それでも恐怖なものは恐怖じゃないですか!
戸棚あけたり、急に目の前にあらわれたりするんですよ。見つかるまで気が気じゃなかったんです。
しかも発見から網で捕まえるまで7日たってて。1週間は家でアシダカグモと同居しました、わたしw
捕まえるまでの動き↓
2日目
次の日の夜、リビングで子供が宿題してると真横の壁に例のアシダカグモを発見。
子供「うわっ」と驚き、すかさず虫取り網を用意。
家族総出でがんばったらしいけど、なんせ物が多いゾーンだったので…また逃げられました。
小ぶりだと言っても、動きはスーパー早かったですね。
洗面所に追い込んで、格闘してるときにわたし風呂中だったので風呂場から覗いてました。まだまだ元気いっぱいでしたねw
7日目捕獲

もう全然出てこないので、逃げたか家具の間でお亡くなりになったのか…気にはなるけど、忘れかけてた日の深夜…
23時半くらい、みんな寝静まってわたし1人でパソコンの椅子に座ってて作業していたんです。
そしたら視界の隅に何か動くものが。
パッて床を見てみると、あのアシダカグモがいるじゃありませんか!少し驚きはしたものの…
よく見ると動きがノソノソ。すごいゆっくりだし、何か縮んでる。あ~喰うやつが家の中にいないから弱っちゃたんだ。
だから捕まえるの、簡単でした。虫取り網で、なんなくGET♪
はじめて見たアシダカグモがバリバリの大人だったら、コイツは中学生くらいかな。そのくらいよく見ると、幼さを感じましたね。
弱ってるとはいえ、1人で捕まえれたのでわたしも成長したな~なんて思ったのです。
1週間飲まず食わずで弱ったクモを、近所の草むらにそっと逃がして…わたしの虫スキルはまたひとつUPしたのでした。
【まとめ】アシダカグモは益虫でいいやつだよ
メス | オス |
---|---|
体長20~30mm | 体長10~25mm |
大きい | やや細み |
日本にいる蜘蛛のなかで一番大きい。見た目と動きからか【軍曹】とも呼ばれてるのだとか。
インド原産の外来種で本州でも、比較的あたたかい地方にしか生息していません。
すごい暑かったり、寒くなったりすると、環境がいい家によってくるのでしょうか。まぁわたしの場合は恐らく窓を開けて、シャッターを動かしたときに「ササッ」と侵入したのでしょう。
寄せつけないスプレーもあるみたい。
それからはほんのたま~に、家の周りで見かけてますね。夜にササーッと動くので、わたしもビックリしますが。
夜に人知れず家の周りのGを捕まえてくれてる、いいやつなのですよ。
「おぉっ」とはなりつつも、前よりはあたたかい目で見れております。
アシダカグモは糸は出さずに、待ち伏せて獲物を狩るハンターだそうです。なので動きが超絶素早いのですね。
あの動きには毎度驚かされますが、次家に侵入してきてもちゃんと捕まえて逃がしてあげたいと思いました。
できたら次も外で、会いたいですが…!
日本も温暖化なので、そのうち北上していって…今日も誰かがアシダカグモとのはじめての出会いに、驚いているのでしょうね。