
「気づいたら自動更新されていた」「キャンセルできると思ってたのに…」ConoHa WINGパックを契約中の方、あるいはこれから利用を検討している方にとって、自動更新や契約プランの変更は、思わぬミスにつながることがあります。
わたし自身、契約変更の操作ミスから本意でない36ヶ月契約が自動更新され、何通もメールで問い合わせたものの返金は叶いませんでした。
「これはさすがに対応してもらえるでしょ」と思って、消費生活センターにも相談しましたが――結果は、まさかの玉砕。
✅ この記事では、わたしの体験をもとに、
- ConoHa WINGの契約形態と自動更新の仕組み
- 消費者センターでの対応内容
- 通信サービスにおける“クーリングオフの限界”
- 同じトラブルを避けるための予防策
について、実体験ベースでまとめています。わたしのような失敗を繰り返してほしくないからこそ、この記事をお届けします。
わたしの契約ミスと、自動更新が起きた本当の理由

ConoHaからの返信を要約すると、こうでした。
「あなたがキャンセルしたから、もとに戻ったんです。」
情状酌量は一切ナシ。お客様サポートも助けてくれませんでした。
- 4月末:WINGパック → 通常料金タイプに変更
- 5月末:うっかりキャンセル → “元の36ヶ月契約”に戻る
- 自動更新が即時実行 → クレジットカード引き落とし
- 6月頭が契約満了日、翌日から36ヶ月契約がはじまる
契約更新ボタンを押しただけで、確認もなく即時決済。
ショッピングサイトなら確認画面がありますよね?
でもConoHaでは、それすらないんです。
「戻る」ボタンもなければ、「決済しますか?」の表示もない。
しかも小さな文字リンクだけで一発契約復帰。これは、利用者にとってかなり厳しい仕様だと思いました。
更新を止めたい人には、本当にわかりにくい不利な仕様になっているのです。
クーリングオフは…対象外
次に考えたのが「クーリングオフ」
しかし…インターネット回線やサーバー契約は、通信サービスに分類され、クーリングオフ制度の対象外だったのです。
つまり、オンラインで申込んだ契約はすべて「自己責任」という扱い。
通信販売も基本的には同様で、返金や契約取り消しの保証は現状日本ではありません。
「利用開始=同意したとみなす」
わかってるけど……つらいじゃん。
わかりにくい契約画面だったのに……本当にわかりにくかったんですよ(涙)
消費者生活センターに相談しに行ってみた
それでも諦めきれず、地域の消費者生活センターに行きました。
が、そこで待っていたのは、まさかの“世代ギャップ”。
- 「サーバーとは何ですか?」
- 「ConoHaって何の会社?」
- 「あなたは何を契約したの?」
親世代ほどの相談員さんに一つずつ説明しているうちに、心の中でこう思っていました。
「あれ…わたしの方がこの人よりネットに詳しい…」
相談員さんに悪気はなかったと思いますが、淡い期待はどんどん薄れていきました。
現実的な壁
近年は若者の相談件数が増えていて、特に「通信契約」に関するものが多いとのこと。
でも、日本の現状では「通信サービス」はクーリングオフ対象外。だから、泣き寝入りする人が後を絶たないのです。
「一応、国民生活センターには報告しますけど…」それが、今回の相談の結末でした。
正直、悲しかった。でも、勉強になった。

「誰かが助けてくれるかも」――そう思っていたわたしの期待は、完全に裏切られました。
1クリックで36ヶ月契約に戻り、そのまま3年分の費用が先払いで引き落とされる現実。
「自分でボタンを押したんですよね?返金は難しいと思いますよ。」
そんなふうに聞こえてしまいました。本当に、悔しかったです。
消費生活センターに相談しても、ムダかもしれない…そう感じていたわたしの気持ちが、相談員さんの言葉の端々にも重なって、さらに落ち込んでしまいました。
「最近の人は、スマホでサササーっと契約しちゃうからね。細かいところは見ないで。」そんなふうに、半ば笑いながら言われたその一言が、ずっと頭から離れません。
この経験は、今も心のどこかにモヤモヤを残しています。でも、それと同時に、わたしははっきりと気づいたことがあります。
――「もうこれは、自分で理解して、自分で防ぐしかない」と。
ちょっとした油断や思い込みが、大きな失敗につながることもある。
それを身をもって知ったからこそ、これからは同じ過ちは繰り返さない――そう、強く思っています。
同じトラブルを避けるための対策ポイント

契約前に、必ず次のポイントを確認しましょう!
- 自動更新は必ずオフにしておく
- 契約終了日までに「解約」または「通常プラン」に変更する
- それ以降は絶対に操作しない!
わたしはこのしくみを理解するのに3年分の授業料を払いましたが… あなたには、そうなってほしくありません。
初心者の方向けに、注意すべきポイントを別記事にまとめています👇
✅ 【初心者向け】ConoHa WINGで契約する前に知っておきたい落とし穴
初心者はキャンペーン広告や安さに惹かれがち(わたしもそう)
ConoHa WINGパックは、◯年契約のあとは料金プランが普通に戻る。それも契約したときには、理解していませんでした。
1クリックで決済がされて、いかなる理由でもConoHaは「返金対応には応じない」これを知った上で…
契約の重み、1クリックの重み、更新の重み、それが自分の身に起こるかもしれない覚悟をもって契約することをおすすめします。
これを読んでくれたあなたへ

この悔しさも、きっといつか薄れていく。だからこそ――忘れないように、ここに残します。
このブログを読んでくれてるみんなには、同じような失敗をしてほしくないと思っています。
理解してもらえないのは辛いこと。わたしはわかっています「ConoHaの契約」で、悔しい思いをした人がいるということを。
だから今後は、こんなことがあったよ、こういう仕組みだよ、ということを。YouTubeやブログで【ちょっと笑えて、でも学べる話し】にして伝えていきます。
これを“ネタ”にして前へ…
損したのは事実。でも、知識が増えたこと、そしてこれを「誰かの役に立てたい」と思えたことで、わたしはこの体験を、意味あるものに変えられると思っています。
契約って、本当に1クリックで人生変わります。その1クリックに「戻る」ボタンはないのです。
最後にひとこと。
どうか、みなさんも「自分の契約内容」と「自動更新の設定」だけは、しっかり確認してくださいね!心から、そう願っています。
この記事が、誰かの未来を守る“契約防衛術”になれば幸いです。