雀の赤ちゃんが庭にやってきた!子供が1日保護をする

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雀の赤ちゃんが庭にやってきた

三重県に住んでから子供のときには経験しなかった、虫や動物いろんなものに会いました。

それは庭やはたまた家の中で。記念にとった写真を見返してみると…

あぁこんなかわいいとかのもいたなぁとか、子供が頑張ってたなぁ、とかそのものと一緒に背景も思い出されるのですね。

そんなシリーズから今回は鳥、庭で発見した雀の赤ちゃんのことをブログに書きました!

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雀の赤ちゃんが庭にやってくる

かわいい雀の赤ちゃん

5月末の16時すぎ、子供も小学校から帰ってきてくつろぎ中。庭から何度も甲高い「チュンチュン」が聞こえてきました。

耳を澄ますと、大人の雀の鳴き声も混ざって聞こえてきます。家族かな?近くに親鳥もいるんだな、なんて想像できましたね。

「雀の赤ちゃんいるんじゃない?」って子供に教えて、一緒に窓に見に行きます。ソ~ッとカーテンの隙間からのぞいてみると…

花壇のへりにかわいらしくとまっていましたよ!雀の赤ちゃん。少しあどけなさが残る顔がおぉ~かわいいねぇ、って記念写真。

その横には大人の雀がいます。レースのカーテン越しに、気付かれないよう見守りますよ…

川に落ちた赤ちゃん雀

雀の赤ちゃんとお母さん

しばらくは雀の親が遠くから鳴いて、飛ぶのを応援しているような感じでしたね。けっこう近くで聞こえる「チュンチュン」はかなりにぎやかです。

「ほら、がんばって」
「飛べないよ」
「できるよ!飛んで」

そして約20分後、庭から飛び立つ赤ちゃん!でもその先には川が…

それで赤ちゃんの体が濡れているのですね…近くの小さい川に、落ちてしまった。部屋の中から見守っていた子供はあわてて、網を持って川にむかいました。

そして救出。さっきと同じ花壇のへりに置いて、部屋に入り見守り続行。

1人ぼっち

1人ぼっちの雀の赤ちゃん

親鳥が来たと思いきやすぐにどこかへ飛び去ってしまいました。人間が近いと、バレた?

1人ぼっちの赤ちゃん!もうすぐ日が暮れちゃうけど、親鳥がまたくるかもしれないので限界まで見守ることにします。

ところが親鳥がいくら待っても帰ってきません。鳴き声すらしない。響くのは赤ちゃんの「チュンチュン」だけ。

「お父さん!お母さん!」
「どこにいるの?」

そんな風に聞こえて…

どうやら雀は群れで行動するらしく、近くで大人の雀が飛ぶのを見守っているらしいのです。だから近づかない方がいいと。それとも日が暮れて巣に帰ってしまった?

うわ〜助けたばっかりに大人雀がどっか行ってしまったんだ!と気付いたときには、ときすでに遅し。あたりは薄暗く、家の中の明かりで赤ちゃんがやっと見えるくらいです。

ここらへんはカラスや猫、はたまたイタチも多い。狙われるかもしれない!子供に主導権をわたしてどうするか決めてもらいました。

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雀の赤ちゃんを一晩保護する

「雀の赤ちゃん助ける!」

亀しかいない我が家は、鳥のことよくわからないので調べましたよ。そしたら雀、つかまえたらいけない!なんて書いてあるじゃないですか(鳥獣保護法ね)

そうは言っても保護している写真がいっぱいあったので、まぁいっかとなります。とりあえず1日部屋に置いてあげることにしました。

雀の部屋

適度な高さの段ボールに、新聞紙とタオルを敷きます。即席の雀部屋ができましたよ。

食パンをほんの少しちぎって、割り箸の先につけて子供があげたりしました。

人間の匂い?

動物って、よく聞くじゃないですか。人間の匂いがついた赤ちゃんを、親は育てないって。

そうなったらかわいそうなので…虫取り網でつかまえて、雀の部屋に入れてあげます。

youtubeでも雀を保護して飼育しているなんて、人気の動画がありますが。群れに戻れる可能性があるなら、そっちの方がいいよね。

寝る

雀の赤ちゃん、しばらくほっておいたらいつの間にか寝てました。子供は「死んでる?」と気になって、やさしくツンとつついて確認してましたね。

そういや雀の赤ちゃん、家では1回も鳴かなかったです。

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次の日の朝に雀の仲間が迎えに来たよ

来なかったらどうするかな〜なんて考えてたんですが。本当に迎えに来てくれましたよ。びっくり!

平日だったので小学校に行く準備をしている子供。7時すぎ、庭でにぎやかな雀の鳴き声が聞こえるじゃありませんか!いつもは聞こえないのですぐにわかった。

(いつもは聞こえないのですぐに気づけた)

「これ絶対仲間が探してるよ」すぐに子供に知らせて、雀を庭に置くよう言いました。

あんなに静かだった雀の赤ちゃん、外に出してあげたら…がんばって鳴き出した!やっぱり仲間だったんだ。よかった~

また川に落ちた雀

川に落ちそうな赤ちゃんスズメ

カーテンの隙間から見てみると、「チュンチュン」聞こえる方へ飛ぶ雀。あらら、また横の川のへりに行っちゃった。今にも落ちそう。

「あの子落ちるからなぁ」

子供は落ちることを見越して、網を片手に距離を取って待機します。その間にも電線の上から、親鳥の「チュンチュン」が聞こえてきます。

しばらく見守っていると、やっぱり落ちた!すくい拾ってあげて、向こう岸に置いてあげました。ここで小学校に行く時間がきたので、子供は雀とお別れ。

名残惜しそうにしていましたが、これもまぁ自然の摂理なのでしかたなし。「がんばってね」ってひと言つげて、子供は小学校へ行きました。

わたしは、親鳥の声がまだ近くで聞こえるのを確認して部屋に入ります。がんばって飛ぶんだよって言っておきました…

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【まとめ】雀の赤ちゃんをひと晩保護してみて

普段テレビやゲームばかりしている子供の、優しい一面を見ることができて嬉しかったです。

雀の赤ちゃんもはじめて見たから、かわいかったなぁ。鳥を近くで見ることなかったので、母性本能をくすぐられとてもほっこりしました。

こうして自然いっぱいにかこまれてると、動物や虫に出会う機会も多い。そして知識がまたひとつ増えていくのですね。

今回は雀の赤ちゃんを保護した話しでした。仲間の雀、迎えに来てくれて本当に良かったです!

家の中にいたヤベェ奴↓↓

庭にいたヤベェ奴↓↓

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