物が壊れたトラブル!本当にわが子供だけが悪いのか?【スイミング編】

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トラブルの真実

通って8年目になるスイミングで、親同士のトラブルになりそうなちょっとした事件がありました。

いつもうまく立ち回れる息子は、問題をおこすほうではありません。

それでもやる方もやられた方でも、トラブルは嫌ですよね。

そんなトラブルでもうまく対応できれば、子供の自尊心を傷つけることなく学びとしてとらえることができるのです。

もちろん息子の味方なのでかたよりはあるだろうけど、なぐさめや悩めるヒントになるかも?!なので全容を書いてみました。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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トラブルの内容と相手の親の反応

そんなことで親でていかないといけない?と思いましたが、きっとスイミングの方もマニュアルなのでしょう…しかたありません。

わたしだったら子供同士で解決できるのならそれでいい、親はでていかない(自分でごめんなさい言いましょう)といつも思っているのでもちろん今回もそれでいいと思ったのですが。

とある日の19時くらいに突然電話がかかってきました(もうこの時間の電話はセールス嫌なお知らせの2択ですよ)

今回は嫌なお知らせでした・・・

何やら今日のスイミングで、A君のフィンを息子が踏んで(水中で)それをA君が取るためにひっぱってゴム紐が切れたそうな。

(A君は振替授業のためにきてた子。他の習い事で見かけたことあるので顔は知ってるが、ほぼしゃべったことない)

相手の親に言ったところ「弁償まではしなくていい」と言っているので、おうちの方でしっかりと話して言い聞かせてください。とコーチからの電話でした。

(むしろ謝りの電話をしろと、促しているような口調)

注意の電話なんて、8年通ってはじめてのことでした。

突然のことだったので、とりあえず「わかりました、言っておきます」と一旦電話を切ってみたものの…

何もないのに息子がそんなことするか?と思い、よくはなしを聞いてみると…その前に言葉でちょっかいを出されたことが判明しました。

(内容はどうでもいい言わなくてもいいようなことを、本人に言ったかんじです)

それがうっとうしかったんでしょうね。

でも踏んでひっぱって切れたのは事実なので、息子もA君に「ごめん、弁償するよ」とまで言ったのです。

A君は「とりあえず、コーチには報告しとかないとな~」(嫌な言い方っ)と言って、ことが大きくなってしまったみたいでした。

ちょっと待って。あれ?息子ちゃんと真摯に「ごめん、弁償する」ってあやまってんじゃね?と思いましたよ。

それからふつふつとムカつきがこみあげてきて・・・

「何回あやまれば気がすむんだ」

「うちのフィンのゴム紐は相当かなりひっぱても切れないのに劣化してただけじゃないか」

「はじめにちょっかい出してきたのはそっちなのに」

「振替でほぼ会ったことない子なのに」

うちの息子が悪いだけじゃないと←(これだけ見るとモンスターペアレントですよね)それを言うためにスイミングにもう1度電話をしてコーチに話をしました。

表立ってでることのないわたしですが。なんだろう…息子1人悪者でそれをめんどくさいからと反論しない姿に母として歯がゆかった!非常に。

わたしの考え

わたしが反対の立場だったら、謝ってるならもういいじゃない。自分が初めにちょっかい出してきっかけ作ったんでしょ。というでしょう、そんな思いが根底にあるから、あやまっても許さないというネチッコイ態度をとったA君が許せなかった

母出るとこじゃないよ、という人もいるでしょう。イヤ、今日だけは出ていきたい!

まぁ踏むのはよくないと思いますよ。言葉で反論すればこうはならなかったでしょう。

コーチにもちょっかい出されたとは息子は言ってないので「〇〇君のせいでゴムが切れた」という事実で息子に完全に非があると思って、わたしに電話をかけたのでしょう。

だから反省するように促してくださいと、言ったのですね。もちろん、反省は促していません。

もう一度コーチにかけた電話でわたしは、

「息子はちゃんと真摯にあやまった」

「そんな簡単にゴムは切れない劣化してたのではないか」

と言いました。そしたらなんとコーチが、

「〇〇君(息子)はちゃんと自分の悪かったことはすぐあやまれる子だから、それはもうすごいわかってます」

とまで言ってくれたのです。あぁこれはもう、8年通って問題もあまりおこさない息子の信用が伝わっている証拠だと。それでいいと、わたしの気はここで晴れたのですね。

「むこうの親にもちゃんとあやまっていたことを言っておきますか?」

とコーチが言ったので、わたしは「もう言わなくてもいいけど…おまかせします」と言っておきました。

最後に「これからもよろしくお願いします」とひと言電話をきりました。

息子には、

「弁償しなくていいって言ってるから、やっぱりしなくていい」

「あやまったんなら、もうあやまらなくていいよ」

切ってしまった事実はあるけどもう何度もあやまった、本人も反省もした。息子も重々わかっているだろうし「家庭内で言い聞かせを」と言われたって何もいう事はないなと思いました。

とりあえずあやまっておけば?何て微塵も思わなかったです。

反省した姿を見せるってどういう意味なんでしょうね。ときたま疑問に思います。

空気を読んでしばらくしんみりしておきなさい。ということでしょうか。それとも相手に気を使って何度も気が済むまであやまれってことでしょうか?

勢いで電話してしまって、これ以上トラブルが発展してしまったら…またそのとき考えます。

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【その後】トラブル後の息子の反応が良い

別にほめたわけじゃないし、好むことをしたわけじゃありません。だけど、子供の味方をしたのは事実。

その日はいつもより話しかけてきたし、すごい素直で文句を一言も言わずに宿題も手伝いもした。

そして笑顔も多かった!

もちろん無意識だろうけど母は肌でそれを感じたので、なぜなのか考えてみたんです。

  • 自分のこと考えてくれてる
  • 自分のことわかってくれてる
  • 自分のこと味方してくれた

そんな風に感じてくれてるのかな、と思いました(スイミングコーチから見たらトラブルで逆ギレな親だろうけど)

わたしは読書が好きでよく子育ての本や、ノンフィクションの本を読んだりするのですね。

その中に忘れられない言葉がありました。

それはとある重大な罪をおかした犯人の親の手記で(子育てに通ずるものがあるのでよく読んでいる)犯人が家庭の中で子供時代に感じていたこととして…

透明な存在感

だったと書いてありました。

その言葉にすべてがつまっている感じがして、ずっと覚えているんですね。

家族ですごしているのに、普通に会話もしているのに、お出かけだってたくさん行くのにいつだって自分は家族にとって「透明な存在感」だと感じるってどういうことなんだろう。

親にとっては大事に育てたつもりなのに。気にかける?だけじゃないと思うんですね。

今回の息子の反応でわかりました。話しをしっかり聞いて、トラブルの理由を理解する。

「あぁしたほうがいい」
「こうしなさい」

は親がそうしてほしいだけ。子供は親の分身じゃない。

ちゃんと1人の人間で考え方が違うということを忘れずに、これからもいろんな問題をのりこえていきたいです。

今回はわたしにとっても、学べたスイミングでのトラブルでした!親同士で会うのはなるべく避けたいものですよね。

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