PTA役員決めくじ引きの作り方!当たりたくない親の視点とは

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PTA役員決めのくじ引きで当たりたくない親の気持ちを表したイメージ

毎年、PTAの役員決めが近づくと、学校にはなんとも言えない緊張感が流れます。
「できれば当たりたくない」――そう思っている人ほど、その空気に敏感になるものです。

わたしは兄弟あわせて3年間、その現場に立ち会い、実際にPTA役員も経験しました。
くじを引く側の気持ちも、仕切る側の戸惑いも、どちらも見てきました。

この記事では、
わたしの地域で実際に行われていた
PTA役員決めくじ引きの作り方を紹介します。
当たりたくない人の視点だからこそ見えた、あの独特な空気感も含め書いています。

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「会長から引きます」と言われた瞬間の話

そのときは正直、
「え、PTA会長からくじ引くの?」
「とんでもない役員たちだな…」
そう思いました。

内心では、
立候補という“逃げ道”があるはず
そう信じていたんです。
でも、その一言で気づきました。
――あ、これもう全部バレてるな、と。

立候補すら先にできない。
誰も一歩も前に出られない。
考えた人、正直こわすぎる。
胸の奥がきゅっとして、
「帰りたい」「逃げたい」そんな気持ちが一気に押し寄せました。

夜で、空気は冷たくて、
体育館(あるいは教室)には、重たい沈黙だけが広がっていて。
誰も声を出さないけれど、
みんな同じことを考えているのが分かる、あの独特すぎる雰囲気。

でも、いざ自分が役員側に立ってみると、この方法がどれほど“画期的”で、
そして誰も逃げられない、
とても恐ろしいくじ引きなのかが、はっきり分かってきたのです。

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PTA役員くじのやり方・作り方

PTA役員のくじ引きは、
「どう作れば公平なのか」
「揉めずに進められるのか」
仕切る側にとっても、かなり神経を使う場面です。

一方で、くじを引く側の多くが
「できれば当たりたくない」と思っているのも、また事実でしょう。

この記事では、
実際に行われていたPTA役員くじ引きのやり方と作り方を、
当たりたくない人の気持ちを知っている立場からまとめています。

形式だけでなく、その場の空気や心理も含めて紹介します。

PTA役員決めは、なぜ「あみだくじ」だったのか

わたしの知る限り、役員がどうしても決まらない年は、必ずあみだくじになっていました。 しかも最初に決めるのは、いちばん重く、いちばん敬遠されがちな――PTA会長。

立候補よりも前に。 話し合いよりも前に。

「誰にでも“なる可能性がある”」
そう突きつけられる、なかなかに覚悟のいる制度です。 正直、初めて見たときは 「これ考えた人、なかなかだな……」 と背筋が冷えました。

ただ、感情はさておき、 逃げ道を作らないための仕組みとしては、かなり完成度が高かったのも事実ですね。

実際に行われていた「あみだくじ」のやり方

※ここからは、わたしの地域で毎年実際に行われていた方法です。 役員決めを任される側の方の参考になればよいです。

あみだくじの基本ルール
  • 現役員が、全員の前でA4白紙に人数分の縦線を引く
  • 現会長がその場で〇印を書き、下部分を切り取って保管
  • 参加者が上部に自分の名前を書く
  • 横線は1人3本まで自由に引ける(書かなくてもよい)
  • 引く順番は特に決めない(その場の流れ)
  • その場にいない人の分は、残ったところに記入
  • ホワイトボードに貼り出す
  • 会長が持っていた〇印を合わせ、
  • 〇から上へたどり、運命の名前を全員の前で発表
  • 不在者が当たった場合、その場で電話連絡

以上が、わたしたちの地域のルールでした。

冷静に見ると、 不正が入りにくく、説明もしやすい、 かなり“ちゃんとした”仕組みですね。

その場にいない人も、例外ではない

特徴的だったのは、 欠席した人も免除されないという点。

くじに参加しない人の分は、 現役員が「その人のつもりで」残ったくじを引きます。

そして、当たりが出たら―― その場で登録済みの電話番号へ連絡。

「来年度、○○役員をお願いします」

想像するだけで、 胸がきゅっとなる人も多いと思います。

PTAそのものが苦手で来ていない人ほど、 この瞬間の衝撃は大きい。 頼む側も、頼まれる側も、 正直かなりのストレスです。

当たりたくない人から見ると、なぜ怖いのか

このくじ引きが“恐ろしい”のは、

  • 立候補という逃げ道がない
  • 会長から先に決めると宣言される
  • その場で全員が見ている
  • 不在でも結果は変わらない

という点が、すべて最初から明示されること。

希望も、交渉も、 「空気を読む余地」すら残されていませんね。

でも裏を返せば、 全員が同じ条件で引くという意味では、 これ以上なく公平でもあります。

役員側になって初めて分かったこと

正直に言うと、 引く側のときは「ひどい仕組みだ」としか思えませんでした。

でも、役員側に立ってみると、

  • 誰かを名指しで頼まなくていい
  • 不公平だと言われにくい
  • その場で決着がつく

という点で、 現実的な方法だったのだと気づきました。

「優しいやり方」ではありません。 でも、「揉めにくいやり方」ではあります。

くじの種類は何でもいい

あみだくじ以外にも、割り箸くじ、箱に紙を入れて引く方法など、やり方はいろいろあります。

大事なのは種類よりも、
・ルールが最初から明確であること
・全員に同じ条件が課されること
・途中で変えないこと

この3つ。
立候補しても、欠席しても、 同じようにくじを引く。

当たりたくない人から見ると恐怖ですが、 公平さという点では、これ以上シンプルな方法はないのかもしれませんね。

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恐怖の役員決めくじを免れた方法!立候補とじゃんけん体験

わたしは、子供会会長に立候補することで、
将来のPTA役員決めのくじ引きから免除される道を選びました。

「免除」と聞くと、うまく逃げたように思われがちですが、
実際はまったく楽な道ではありませんでした。

立候補しても、くじ引きやじゃんけんは避けられず、
2年続けてじゃんけんに負け、
3年目でようやく免除にたどり着いたのです。

しかも当時はコロナ禍。
仕事量が少ないという意味では“運がよかった”ものの、
精神的な負担がゼロだったわけではありません。
家族と何度も相談しながら、
「これ以上くじに振り回され続けるよりはマシ」
そう言い聞かせて進んだ選択でした。

正直に言えば、
免除とは「一瞬で逃げられる救済」ではなく、
長い消耗戦の末にやっと得られる出口です。

端を狙えば当たりにくい、
そんな小手先の話よりも、
最終的には「どう動くか」を自分で決めるしかありません。

現役員は個別の事情をほとんど考慮しません。
逃げたい気持ちは誰にでもある。
それでも、動かなければ状況は変わらない。

だからこそわたしは、
早めに覚悟を決め、いちばんマシな免除ルートを選びました。

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免除はゴールではなく、ひとつの区切り

PTA役員決めのくじ引きから免除されるまでの道のりは、
決して楽でも、スマートでもありませんでした。

立候補し、負け続け、迷い、家族と話し合いながら進む――
それは「逃げ」ではなく、状況を変えるための選択だったと思っています。

免除を手に入れたからといって、
PTAそのものが急に好きになるわけでも、
過去のしんどさが消えるわけでもありません。

ただひとつ言えるのは、
くじに振り回され続ける立場からは、ようやく抜け出せたということ。

この経験を通して感じたのは、
PTAのつらさは制度よりも、人と空気に左右されるという事実でした。

免除に至るまでの過程で出会ったこと、
救われたこと、そして振り回されたこと――
それらはまた、別の形で整理して書いていこうと思います。

ここではひとまず、
「免除は一瞬の救済ではなく、選び続けた最善の結果だった」
そのことだけ、残しておきます。

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