小学生の子供がコロナにかかったら、家族も含め自宅療養中に何をしたか、どんな症状だったのかをまとめました。
こんな風になるんだ、という例を我が家で想像してみてください。やっぱりかからないにこしたことはない!という結果になるでしょう。
一部子供よりの視点がまじっていますが、ご了承ください(もう完全完治しています)
小学生子供の症状(コロナ感染者本人)
小学生(中学年)の男の子です。1年に1回風邪で休んだっけ?というくらい普段は元気でした。性格は明るくて生意気、たまに甘えん坊。
症状(感染~治るまで)
- 木曜日に習い事に行く(感染源)
- 金曜日に学校に行く
- 土曜日休み
- 日曜午後に2時間友達の家に遊びに行く
- 日曜夕方、体が痛いと言う
- 日曜21時ごろ、38℃の熱
- 月曜10時ごろ病院(コロナ陽性)
- 月曜20時ごろ39℃の熱
- 火曜昼ごろ37℃の熱、食欲戻る
- 水曜、少し咳、サラサラ鼻水
- 木曜、ほぼ元気が戻る
日曜夜は涙をながすほど「しんどい」って訴えてましたが、症状がヒドいのは2日だけでした。3日目からは元気がじょじょに戻っていき、木曜にはほぼ完治でした(わたし判断)
- ワクチンなし
- 初期症状は熱
- 味覚あり
- 潜伏期間は3日
- 治るまで約5日
- 後遺症なし
もらった薬
アセトアミノフェン
10日分、4日分残して治りました。特殊なコロナ用の薬があると思いきや・・・いつも通りの薬で拍子抜け(そうだったのか!)
パルスオキシメーター
病院でレンタルして、その都度測っていましたが、とくに急激に下がることなく完治しました。
その後は子供がみんなの酸素を「測る係」になって、必要以上に酸素量を測ってくれましたねw
何してた?
治るまでは寝てることが多くて、本当にまわりの家族にとっても静かでよかったです。普段はにぎやかな性格なので・・・体力が戻ってきたら、当然暇をもてあますようになりました。
治ってから6日は自宅療養期間なので、その間は小学校からもらった、漢字50問テストの練習や都道府県覚えたり…
まぁ勉強だってそんなの1日のうちの1時間にもなりませんよ、正直・・・ほとんどの時間は、youtubeとゲームしてました!たま~に家に前でサッカーしたり、魚とったりしてたけど。
暇つぶしがあることに、感謝でしたよ。
こんな変化があった
感染者本人ということでか、小学生だからしかたなしか、少し勉強しただけであとは放任していました(父は兄ほど注意していない)
治ってからは、youtubeを音量ゼロで見たり…父に怒られないスレスレを見計らって上手にすごしていましたね(性格かなぁ)
時間が山盛りあるので、何分youtube見た、何分ゲームしてた!てなケンカで、兄とは言い争わなくなくなりました。
中学生の症状(濃厚接触者)
月曜の昼すぎに弟の連絡事項がすべて終わり、兄が濃厚接触者になってしまったので(ちょうど授業が終わるタイミングで)中学校に電話しました。
担任の先生にかわってもらい、○日まで休むのでそれまでやるものを持ってかえるようひと言いっておきます(わかってるだろうけどね、一応)
症状(無症状)
- 月曜の部活途中に帰宅する
- 火曜以降、異常なし
家族の中で唯一、元気もりもりでした。感染したのかただの無症状なのかはわかりませんが、自宅療養中も普通にすごしていました。
- ワクチンなし
- 無症状
何してた?
ほとんどいつも通りなので、いつも通りに勉強して中学校からもらったワークを午前中こなしていました。体育の授業のときは、少し運動したり、本人も工夫していました。
漫画もいつも以上にたくさん読んでいましたね。
14時か15時くらいから、弟と一緒にyoutubeを見てゲームをします。わたしもまぜてもらったりして楽しく遊びました。
こんな変化があった
弟とちがって「中学生なんだから」と言って、お父さんに注意されることが増えました。俺も家で会社通りにしてるんだから、時間割通りにやりなさい。的なかんじで(いわゆる強要ですね)
長い昼休憩をしたら、お父さんに怒られ自分の部屋にあがって「何かする」てなこともありました。部屋をのぞくと、寝てたりしてさらに怒られるみたいな。
わたし(母)は自宅療養中はあまり注意しない方向でいきたかったのですが、自宅で仕事中の父は怒ってばっかりでしたね。
- 父のストレスの矛先が子供に向いた
- 父は子供をダラけさせまいと必死だった
- 父に反抗する機会が増える
- ダラけるのはしょうがなし
- 運動不足になった
- 弟とはケンカが減った
ダラけるのはしょうがなしですが、子供はストレスたまってたんじゃないかと思います。その度に父に「言わなくていい!」って反抗していましたね。
お父さんの症状(濃厚接触者)
普段はバリバリ仕事する働き者です。でもそれが急に自由をうばわれて、窮屈に家で仕事することになったら…どうなってしまうかいい見本になるでしょう。
(わたしは環境をよくするも、悪くするもすべて自分次第だと思っているのですが、イライラしている父には言えませんでした)
症状(感染あり?)
- 木曜は仕事(子供感染日)
- 金曜は仕事
- 土曜は休み
- 日曜子供熱
- 月曜に子供がコロナ陽性
- 火曜は家で仕事
- 水曜に喉の違和感
- 木曜に喉の痛み、熱37℃
- 金曜声ガラガラ、熱38℃
- 土曜声ガラガラ、咳、鼻水、熱38℃
- 日曜、咳、鼻水、熱37℃
- 月曜少し咳
- 火曜、少し喉の違和感
- 水曜以降鼻声、咳払い
いちばん症状が重く治りにくかったです。仕事するために起き上ったり、喉が痛いのにコーヒー飲んだり、薬を早めに飲まなかったり…
そういうところが、わたしとの症状の差じゃないのかなって思いました。
(わたしの見解、わたしの方が気管支炎になったりするし)
- ワクチン(①ファイザー②モデルナ③モデルナ)
- 初期症状は喉の違和感
- 味覚あり
- 潜伏期間は2日
- 完治まで約10日
- 後遺症は咳払い
飲んでた薬
ロキソニン
喉の痛みと熱が誰よりもヒドかったので、症状が重い4日飲みました。
パルスオキシメーター
症状がヒドいときに測ったら、酸素量86でした。「低いよ、しんどくない?」と言っても「寝起きだからでかな」とひと言。
急に症状が悪くなったりするらしいので、頻繁に寝てる途中に顔色をうかがいました。
何してた?
濃厚接触者と会社に報告するときは「無症状」だったので、以降も自宅で仕事をずっとしていました。オンライン会議も出席して、症状がでてからも変わらず続けています。
そこらへんは濃厚接触者で声がガラガラなんていかにも!てな状況でも「暗黙の了解」的なもので、「お大事に」そんな感じだったみたいです。
しんどいときは、ほとんど寝ていましたね。
こんな変化があった
常にイライラしていた。「俺は1日仕事してるんだ」と怒ったときは「みんな同じだ!」と言い返してやった。とにかくあたり散らかしていた。
子供に(特に中学生の兄)自分と同じようにダラけさせないよう「やれ!」(もうほとんど命令)とばっかり言っていた。
終盤はあまりに悪態がヒドイもんだから、わたし(母)と言い合いになる。消毒やマスクしてと何度も言うと「人をバイ菌扱いしやがって」とまで言われた。
- 被害妄想がひどくなった
- 自分だけ〇〇とよく言うようになった
- 口うるささが10倍になった
- 子供の注意要望が増えた
とにかくストレスかなんかで性格もかわって、寝室にこもって寝てくれるときだけが他の家族の平穏でした。口うるささ10倍ってヤバイでしょ。
定年退職したあとのことさえ想像して、嫌気がさしましたね・・・(だってずっと家にいるし、年とったら頑固になるし)
お母さんの症状(濃厚接触者)
お母さんは、マイコプラズマ肺炎になったこともあってか、コロナになって咳がでたら嫌だなって心配していました(咳は辛く体力が一気になくなる)
症状(感染あり?)
- 木曜は仕事(子供感染日)
- 金曜
- 土曜
- 日曜子供熱
- 月曜子供コロナ陽性、少しんどい
- 火曜喉の違和感
- 水曜に喉痛い、声ガラガラ
- 木曜声ガラガラ、咳、熱37℃
- 金曜咳、熱37℃
- 土曜に蕁麻疹、症状落ち着く
気管支炎になったりしたこともあって、咳の後遺症が心配だったのですが何もなく安心しました。夜の寝る前の咳は、本当に辛かったです(2晩だけど)
蕁麻疹でたときはヒヤッとしましたが(顔とお腹)赤みだけだったので、朝起きたら消えていました。病み上がり後だったからかな。
※蕁麻疹出やすい体質です
- ワクチン(①ファイザー②ファイザー③ファイザー)
- 初期症状は喉の違和感
- 味覚あり
- 潜伏期間は3日
- 完治まで約5日
- 後遺症はなし
飲んでた薬
葛根湯とバファリン
子供がコロナ陽性になった日から、葛根湯を飲みはじめました。3日間飲んで、喉の痛みがましてきたので、バファリンにかえています。
はたして葛根湯は効いていたのか?いないのか?よくわからないけど、薬剤師さんは「葛根湯も効きますよ」と言っていましたね。
何してた?
パソコンで仕事をしていました。家事が何かしらあるので、休む時間は休んで家事をするときはする。まぁとくに変わらず家事が減るわけじゃないし、いつも通りです。しんどくても横になることはありませんでした。
買い物は初日のまだ元気だったときに、まとめてやっておいて、出かける用事を作らないように心がけました。
たまっていた漫画を読んだり、読書したり。子供とゲームしたりそれなりに楽しみましたね。
こんな変化があった
お父さんが子供に注意をたくさんするので、間に入り、子供に何度も味方しました。お父さんの頭の固さに嫌気がさして、必要なこと以外は話しかけずにいましたね。
マスクをしてとか、消毒したりとか、言いたくないけど守れない人には言うしかない。結果「人をバイ菌扱いして」と父はいじけましたが。
保健所に言われたことは守れる範囲でできたかなー、なんて思っています。
父と子供たちがやりあっているときに、間に入ることがたくさんありました。とにかく子供にはストレスを感じてほしくありませんでしたね(父はいぃんかーい)
まぁとにかく日にちがたって、早く過ぎ去ってくれーと思っていました。
コロナにかかってわかったこと
コロナにかかったら連絡しなきゃいけないし、自宅療養も長いし、もちろん病院も行かなきゃいけない。
もういろいろめんどくさい。だから無症状の人が町中にはびこってて、子供が習い事で感染したんだろうな…と考えています。めんどくさくなる気持ちもわかります。
食事
吐き気はなかったし、下痢もなかったけど、食欲はなかったので食べやすいもので簡単なものを作っていました。アクエリアスもぬるめて飲んだり。
- チャーハンの紅ショウガ入りとか(さわやかになる)
- そうめん
- 消化のいい胸肉入り野菜スープ
タンパク質をとったり、食事も普段よりかは気を使ってメニューを考えましたねぇ。効いたかわからないけど。
環境が大事
自宅療養するにも、wifi環境が整ってなかったりすると・・・リビングで仕事しなきゃいけなくて集中できませんね。
リビングはみんなが集まってくつろぐところなので、そこで「黙って」なんて言われると嫌になります。
ストレスがヤバイ
症状の重さや、後遺症のあるなしって、もしかしてストレスも原因じゃないかなぁ…なんて考えています。むしろそれが主だったり。
自律神経の本を読んでいるときに、家が散らかっているだけで乱れると書いてあったり。
普段とちがうことをするだけでストレスに感じて、体になんらかの症状がでると書いてありました。
何冊か共通のことで、ストレスは症状としては遅れてやってくる・・・とも記してあったので。もしかして自宅療養中に感じたストレスがいつか症状となってきたりするのかも!と少しビビりました。
自宅でストレスをとっても感じていたであろう”お父さん”は、仕事ができる平穏な暮らしに戻っても要チェックなのは確かです。
ストレスは家族の雰囲気でさえ、悪くしてしまうので注意が必要ですね。わたしがいなかったらどうなっていたことか、子供ももっと体調悪くしていたかも・・・
子供の学校では
とくに休んだことをいいたくない!とか、誰かに何か言われた!とかなかったです。
中学生の子供は「旅行か?」なんて言われたから、正直に「弟がコロナで濃厚接触者になった~」って言ったらしい。
とくにそれで何も起こらず。これが普通の対応みたいだけど、世の中にはイジメられたってこともあるみたいですね。
言う人は言う
わたしも以前少しでもコロナに関して後ろ向きな発言をした人には親しくても「何も言わない」を徹底しようと決めました。
特にお年寄り。めんどくさいことは、スルーでよろし。言いたい気持ちなんてただの自己満足。言ってマイナスの事は言わなくてもいい!って心に誓っています。
【まとめ】コロナはかからない方がいい!
もちろんめんどくさいし、ストレスもあるし、症状も辛いので、かからない方がいいに決まっています!そして子供が自宅療養したら、他の家族はほぼ感染するのを覚悟してください。
感染することがわかっているなら、感染後のストレスをどれだけ減らせるかが症状回復のカギじゃないかと今は感じています。皆様もぜひ参考にしてください。
いつもと変わらず10日ほど家で過ごせるのなら、それにこしたことはありません!
子供たちは父には正直な気持ちを言っていませんが、わたしにはこう言っていました・・・
子供(弟)「あ~まだ休みたいな」
子供(兄)「早く学校に行きたい、学校の方がマシ」
この発言こそがストレスのある・なしじゃないかなと、母として危うくさえ感じています。父には子供の事はわたしがすべてやる!と宣言すればよかったとさえ思いましたね。
今はときすでに遅しですが、ストレスが遅れてやってこないことを祈ってしばらくは観察を続けていきたいです。
再びかかってしまったときにも、やれることはたくさんありますね。直接にはつながってないけど、お互いがんばりましょう!
トラブル解決のカギは、自分自身をよりよく理解することが大切…
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